2013年5月 のアーカイブ

含浸用ダイ・

2013年5月24日 金曜日

ダイ含浸用

上図は高粘度液を多孔質もしくは繊維質の基材に含浸,充填、浸透させようとする為にダイリップの先端の形状をデザイン化したものです。                                                                    ①図のように通常のダイに傾斜をつけただけのスリットダイでは、ブレードとかコンマコータ  ー と同じなのでなかなか基材に含浸させることは困難であり、吐出された液はほとんどダイ     リップの周りにはみでてしまい効果がありません。                                                               ②図は液のはみ出しを防ぐために右側リップを逆傾斜させましたが、少々改善されるものの横漏れが発生しまだ不十分です。                                                                                      ③図は横漏れもしないようにリップ内側に傾斜を作りました。これでかなり含浸率は上がりましたが、①②同様傾斜によりスリット部の吐出圧が分散され厚物の基材を浸透させるまでの圧力がありませんでした。                                           ④は完全にリップ出口をチャンバー化してあるので、リップ先端を基材に密着させるとかなり含浸出来ました。ただ、速度はあげられず、塗工表面はあまりきれいなものではありません。⑤は左リップのスムージング部分を大きく取ったので、スムーザー効果が出て面性が上がりました。                                                      理想的には⑥図のように、吐出圧も下げず、傾斜での押込み力もあり、スムーザー効果もあるという形状のものです。

2層同時塗工テストコーター

2013年5月12日 日曜日

2層同時塗工用スリットダイコーターテスト機

たぶん、日本では初めての平板2層同時塗工用スリットダイコーターテスト機です。今年3月末に山形大学有機ELイノベーションセンターに納入しました。                                                 ご覧のように、2液別々の貯液部をもうけ、上にも別々の塗工液押出し用ピストンが備えられています。 これにより、異なる液を2層独立に押し出し吐出することが出来ます。       さらにこの装置には定盤の下から、フレームの横から、正面からも写真撮影出来る仕様となっております。それにより、ダイリップから液が離れる間際を横から下から、ダイの内部もガラス製ダイの取付けにより液の挙動も正面から撮影出来ます。

2層塗工全体写真

さらに、チョイ塗り用として定盤上にアプリケーターが設置出来ます。

 

 

2層同時塗工部写真