‘ダイセット’ カテゴリーのアーカイブ

Wet-On-Wet  2層ダイコーター(ダイリップ自動洗浄装置付)

2015年1月15日 木曜日

wetonwet

本装置は塗工ダイヘッド2棟設け片持ちにした狭幅塗工専用機です。

特徴は下記の通りとなっています。

1.片持ち式なので、全ての操作が全面で処理できます。

2.非常に小型なので、小型のグローブボックスに収納できます。

3.ダイリップによる、サックバック液供給方式により液量5ccでも塗工可能です。

4.摺動式リップ自動洗浄クリーナーにより、塗工寸前にリップ先端横面を数回拭き取ります。

汚れたら60度回転し新しい吸水布に切り替わります。

5.ダイヘッドは加温装置が付属されております。

6.定盤にもフィルムヒーターが設置できます。

Wet1μ塗工の実績

2014年6月24日 火曜日

塗工Wet1μ当社の平盤ダイコーターでどこまで薄膜塗工が可能かテストをしてみました。

基材は厚薄の無いクリスタルガラス、塗工液は

低粘度のレジストです。

Wet2μからスタートしWet1μまで全く問題無く塗工が可能でした。さらに、Wet量を減らしてWet

0.75μまで下げると、ほんのわずかな目に見えない

程度のガラスについた埃が原因かダイリップは

ガラス面をこすってしまいました。清掃を何回か

繰り返し4回目で全面塗工が可能となりました。

今度はWeto.5μに入力して塗工しましたが、45度の傾斜をつけながら塗工が出来なくなりました。

これが限界と判断しテスト完了としました。

塗工環境と基材の厚薄、定盤平坦度、ダイスリットの精度、Gap精度などを完璧に調整出来ればWet1μは

十分可能であると実証出来ました。

 

 

 

 

 

 

2号テスト機全体図

2014年3月11日 火曜日

2号テスト機全体図 卓上タイプを制御盤と一体化したものです。非常にCompactに仕上がっています。      上部に安全BOX、グローブボックスを備えることも可能です。    設計図

含浸用ダイ・

2013年5月24日 金曜日

ダイ含浸用

上図は高粘度液を多孔質もしくは繊維質の基材に含浸,充填、浸透させようとする為にダイリップの先端の形状をデザイン化したものです。                                                                    ①図のように通常のダイに傾斜をつけただけのスリットダイでは、ブレードとかコンマコータ  ー と同じなのでなかなか基材に含浸させることは困難であり、吐出された液はほとんどダイ     リップの周りにはみでてしまい効果がありません。                                                               ②図は液のはみ出しを防ぐために右側リップを逆傾斜させましたが、少々改善されるものの横漏れが発生しまだ不十分です。                                                                                      ③図は横漏れもしないようにリップ内側に傾斜を作りました。これでかなり含浸率は上がりましたが、①②同様傾斜によりスリット部の吐出圧が分散され厚物の基材を浸透させるまでの圧力がありませんでした。                                           ④は完全にリップ出口をチャンバー化してあるので、リップ先端を基材に密着させるとかなり含浸出来ました。ただ、速度はあげられず、塗工表面はあまりきれいなものではありません。⑤は左リップのスムージング部分を大きく取ったので、スムーザー効果が出て面性が上がりました。                                                      理想的には⑥図のように、吐出圧も下げず、傾斜での押込み力もあり、スムーザー効果もあるという形状のものです。

ダイ塗工における縦筋発生とその対策

2012年4月13日 金曜日

On-RollにしてもOn-Tableにしてもダイ塗工方式の場合は、どうしてもライン方向に縦筋が発生する傾向にあります。これはダイ塗工の最大の欠点と思われる方がおられますがそうではありません。                                                  過去13年間の800回以上の塗工テストにより、縦筋発生のメカニズムには下記のようにそれぞれ原因があることがわかりました。これらを丹念に対策を講じてゆけば、縦筋は発生しなくなります。

縦筋の対策と原因

ダイ洗浄方法

2011年12月11日 日曜日

スリットダイコーターでの塗工の場合塗工液の変更及び塗工終了時にはダイセットを洗浄しなければなりません。 あまり時間をかけたくない仕事です。しかし、New卓ダイの場合、タンク、配管、ポンプが無いので、ダイセット3ピースとプランジャー板のみの洗浄で済みます。洗浄性の良い塗工液であれば上図①のように、洗浄液を上から入れ3~4回板型プランジャーで押し出すとほほ内部はきれいになります。                         異なる塗工液を投入する場合は、前の液と反応する可能性がある為、もっときれいに洗浄する必要があります。その場合は、図②のように、ダイセットボルトを上4本、手前4本を外すとダイB部のみ手前に取りだせます。これで、ダイ内部は上から下まで貫通しますので、洗浄治具を使用し存分洗浄出来ます。                                       それでも、ご不満の方はダイCも外して洗浄して下さい。                           貯液部A部を取り外さない限り、定盤との平行度及びGapは変わりません。従い、液交換は15分程度で済みます。                                           こんな洗浄時間の少ないスリットダイコーターは他にありません。

Wet-On-Wet塗工

2011年11月10日 木曜日

塗工技術の中には、基材と塗工液の相性から下塗り、本塗りと2回に分け塗工し、乾燥しなければならないものや、一方2層液の機能を必要とする製品また同じ液ながら、ピンホール、塗工平滑性を求める為同じ液をわざわざ2層に塗工するものがあります。                               テストコーターNew卓ダイとしては、その目的を達成する為に、もっとも簡易で安価なWet-On-Wet塗工方式を実施しました。上図のように、アプリケーターを定盤上の基材の上に乗せます。 定盤が移動した時アプリケーターが前のめりになったり、塗工液の粘度で浮上しないように、ストッパーの支点位置及び上固定しておきます。アプリケーターに1層目の液を左右万弁なく滴下し塗工開始させたら、スリットダイを1層塗工前の位置から塗工開始させます。そして、アプリケーターが塗工終了した手前で2層も塗工終了します。                                                    New卓ダイ標準機ですと、定盤サイズが280mm角ですので、アプリケーター幅、スリットダイスペースの関係で2層塗工部分は100mm長さしか取れませんので、もっと評価サンプル長さを取りたい場合は定盤を長くしてやる必要があります。                                  今回アプリケーターでご紹介いたしましたが、ブレードやメイヤーバーでも対応出来ます。        この2層塗工技術は1層と2層の境界膜を研究する大きな意味があります。

狭幅且つストライプ塗工

2011年10月13日 木曜日

今回は「New卓上ダイコーター」のストライプ塗工について説明します。この技術はもう既に40年以上前からロール塗工タイプでも実績のあるものです。下図のように2mm幅塗工の為の流路をダイ内面に事前に作っておいてあげることにより、各塗工幅の塗工厚みを揃えてやることが出来ます。吐出幅2mmのダイヘッド がたくさん付いているのと同じになります。                                    その右の図は左右の塗工位置が離れているので、押し出しプランジャーをそれぞれ2本設けたものです。このような塗工技術は、小型・狭幅の「New卓ダイ」が故に低コスト、短納期で可能となります。 因みに、各スリット幅の研磨精度は±1μで製作します。